大腸癌について

大腸のなかで癌が発生しやすい部位は、直腸が37%、S状結腸が34%です。

20120326162939 大腸癌について
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大腸癌は増加していると言われていますが、それは高脂肪、低食物繊維の食事習慣の増加せいです。脂肪を大量に摂ると、脂肪を分解するため胆汁も多く分泌されます。大部分は小腸で吸収されますが、残った部分は大腸で腸内細菌に二次胆汁酸に作り変えられます。
この中に発癌物質が含まれているのです。

食物繊維は大腸での便の滞留時間を短くするので、発癌リスクを抑えます。

慢性的に痔がある人は、大腸からの出血を痔の出血と間違えてします。また、医師も大腸検査を怠ってしまう可能性もあります。大腸癌の発生の仕方は、95%がポリープの一部が癌化するものです。ポリープの全てが癌化するわけではありませんが、1㎝以上のポリープは切除しておく方が無難といえます。