痔の診察法・治療

一般的には次の通りです。

①左を下にした横向き寝。パンツをおろす。
②医師はゴム手袋をして、ワセリンなどを塗り、肛門から指を挿入し、触診します。
③さらに肛門鏡をする場合は、筒状の肛門鏡を肛門へ挿入し、開き、痔の位置を確認します。
④大腸への内視鏡検査は、下剤や浣腸で腸内の内容物を出してから、ファイバースコープを挿入し、観察します。

治療法は、痔瘻以外の痔は80%以上の割合で手術は不要で、生活習慣の改善で良くなるといわれています。

先ずは下痢や便秘などの排便異常を改善します。これは、食生活や生活習慣の改善で行います。その上で、薬事療法を行います。薬は、座薬か塗り薬がメインです。飲み薬は、下痢の改善や、便秘の人には便を柔らかくするために服用します。

手術をする場合は、痔の重症度やできた部位などで入院日数は変わってきます。1週間以内の日数がかかるのが、約7割くらいと言われています。

詳しくは日本大腸肛門病学会の認定医や認定施設にお問い合わせください。
     日本大腸肛門病学会のホームページ