大腸癌の検査、手術法

まずは、直腸癌、大腸癌は出血を伴うことが多いので、検便による潜血検査を行います。出血が目に見えなくても、便に血が混じってないかを見ます。ただし、2~3割は癌が見逃されるので、造影検査や内視鏡検査も併用することになります。

・造影検査
 ①当日に下剤を溶かした水2?を2時間かけて飲む。
 ②注射で腸の動きを止める。
 ③空気を送り込み、腸を膨らませながらバリウムを注入。そしてX線撮影。

・内視鏡検査 
 ①下剤と浣腸で便を出す。
 ②麻酔は使わない。
 ③肛門から内視鏡を挿入
 ④ポリープが見つかったら先端についている小さな針金の輪をポリープの根元に引っ掛け、高周波を流し、焼き切ることもある。

大腸癌・直腸癌は他の癌に比べ、早期発見しやすく、完治しやすいので、定期健診をするようにしましょう。

自覚症状がないとなかなか定期健診でも行きずらいものです。また、仕事で忙しく診察に行っている時間がない、という方もいるでしょう。そのような人々には、現在このような便利グッズがありますので、利用して見てはいかがでしょうか?
●自宅で手軽におこなえる郵送検査
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ただし、これは簡易的なものなので、予備的な使い方として、自覚症状がある方は、キチンと病院・医院で精密検査を受けましょう。